🏙️ 泉南市ができるまで
古代〜江戸時代
この地域は古くから「和泉国」の一部として栄えました。 大阪湾沿いの漁村と、山間部の農村が混在する地域で、 樽井・信達・雄信達などの集落が独自の文化を育んでいました。
明治時代 ― 泉南郡の誕生
1896年(明治29年)、南郡と日根郡が合併して「泉南郡」が設置されました。 この頃、樽井村・信達村・雄信達村・新家村・鳴滝村・西信達村などの 小さな村々がそれぞれ自治を行っていました。 その後、明治の市町村制施行により、これらの村はしだいに 町・村として整備されていきます。
昭和初期 ― 2町4村の時代
昭和に入ると合併や町制施行が進み、 この地域は「2町4村」の体制に整理されました。 樽井町・信達町・雄信達村・新家村・鳴滝村・西信達村が それぞれの地域コミュニティを守りながら発展を続けました。
1956年(昭和31年)― 泉南町の誕生
戦後の「町村合併促進法」に基づき、 1956年9月30日、上記の2町4村が一つに合併。 「泉南郡泉南町」が誕生しました。 人口・財政の基盤を強化し、住民サービスを充実させることが 合併の主な目的でした。
1970年(昭和45年)― 泉南市へ
高度経済成長の波に乗り、住宅開発が進んで人口が増加。 1970年7月1日、泉南町は大阪府下32番目の市として 単独で市制を施行し、「泉南市」が誕生しました。 (同日、四條畷市も市制施行) 昭和40〜50年代にかけて平野部・丘陵部で大規模な住宅開発が進み、 人口は急増しました。
1994年(平成6年)― 関西国際空港の開港
泉南市の沖合に関西国際空港が開港。 市の経済を支える重要な施設となりました。 (空港の約3分の1が泉南市域) 2007年には第2滑走路も供用開始し、24時間国際空港として発展しています。
平成の大合併(2003〜2004年)― 合併の断念
泉佐野市・泉南市・阪南市・田尻町・岬町の3市2町で 「泉州南合併協議会」を設立し、「南泉州市」誕生を目指して協議を重ねました。 しかし2004年8月の住民投票の結果、 泉南市・阪南市・田尻町で反対多数となり、合併構想は白紙撤回。 協議会は同年9月30日に解散しました。
現在
人口約6万人の市として、関西国際空港関連産業・農業・漁業が共存する 個性豊かなまちとして発展を続けています。